現役金融マンM氏の金融・投資本研究

投資に関する情報・書籍の感想を発信しています。投資に関する書籍は著者によってスタイルは様々です、私のブログがきっかけで本を読み、独自の投資スタイルを学ぶきっかけになればと思い始めました。

日々の投資手法研究21

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO43476620Y9A400C1EA2000/

英とEU「合意なき離脱」緊急措置 判断期限は12日: 日本経済新聞

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO43478670Y9A400C1FF8000/

与野党折り合えず

 

記事のポイント

英とEU「合意なき離脱」緊急措置 判断期限は12日: 日本経済新聞

①離脱期限が12日に迫る

欧州議会はイギリス人が90日未満ならEU域内を自由に行き来できるようにした

③在英EU出身者はEU市民資格を取得する動きが、英国内で就職の際に必要なため

④懸念は物流の停滞

⑤金融は1年間は現状維持の決済制度を利用

⑥在庫を今の内に増やす動きも、代表品はトイレットペーパー

与野党折り合えず

①期限を6/20迄伸ばしたいメイ首相

②国内で離脱賛成、反対派双方の意見調整難航

EUもトゥスク大統領が1年延期を提案するが、仏マクロン大統領は反対

感想

今のところ経済的には影響は小さいです。

金融市場ではどちらになるかわからないし、まさか不合理な強行離脱にはならないだろうとしている意見が多いです。

と、いうよりかは強行離脱の場合のシナリオがわからないから考えないだけの気がします。

経済的だけならそもそもEU離脱はイギリスにあまりメリットは無いです。

でも、国民投票で決まってしまった以上政治家はやらないといけません。

しかし、離脱派も明確な方針を元から持って無いし、経済的な感覚を持って無いので話し合いになってない状況です。

一度強行離脱になった方が円高、株安が来るでしょうが、ポンドはともかく、米ドルや株式を購入する良い機会になりそうですし、その後のイギリスの混乱と衰退を見ると他のEU域内の離脱派も大人しくなって結束力が出るので経済的には良い結果になりそうに思えます。

いつまでも延期してグズグズしてるのが一番良くないです。