現役金融マンM氏の金融・投資本研究

経済・金融・投資の書籍を幅広く読んで感想及び投資手法を研究、発信してます。

日々の投資手法研究⑦

現役金融マンMです。

日々の投資手法研究です。

今日は日経産業新聞14面の日経XTREND サブスクでV字回復した日本企業

記事の内容は現在サブスクリプションビジネス(定額課金ビジネス)で世界的に成功した企業にはネットフリックス、スポティファイなどデジタルコンテンツ企業が多いですが、名古屋本社のコンタクトレンズ製造販売の「メニコン

のサブスク事業が中核事業として成長ドライバーになっていると紹介されています。

日々の投資研究①で、和製ヘッジファンドハヤテの投資のレシピのひとつに「キャッシュが定期的に入ってくる企業」も投資対象にしていると書いてありましたが、この会社はコンタクトレンズの定額課金ビジネスを成長ドライバーにしています。
「メルスプラン」といって入会金が3000円から、月額費用は1800円から。長期使用はハードとソフトタイプを提供、使い捨て・定期交換は1日使い捨てタイプから3ヶ月交換タイプまで用意する。
破損した場合は店に持ち込めば5000円で交換してくれる。
実際には買い換えたほうが安いそうですが、通常コンタクトレンズは買い替えする期間が使用者しだいなのでまだ使えるとしていたら目の不調の原因になってしまったなども多い。
3ヶ月に1度新レンズを受け取るタイミングで目の検査もするので早期発見、対応ができるのもメリットと書いてます。
 
構想は1990年代後半で当時は販売代理店の抵抗も大きかったらしいです。
現在はアプリもあって、レンズ交換日を自動でお知らせしたり、事前予約もできて購入時間が短く済むそうです。
退会率は7%と低く、新規会員の3割は既存会員からの紹介だそうです。
いまや会社の売上高766億円に対してこのプランが383億円と売り上げの半分を占めるそうです。国内コンタクト関連では7割のシェアだそうです。
 
感想
私もコンタクトレンズ使用者です。他社のハードレンズを買ってますが・・・
確かに、1年程度で交換といわれていますが、面倒だったり、購入するのが数万円かかりますし、購入前に目医者に並ばないといけないので時間がかかるのでいきたいなと思いながら行かずに、見えにくくなってきたり、目が痛くなってからはじめて交換に行ったことがしばしばあります。
小額で支払い済みなら定期的に交換し易いですし、予約もできるとなれば気軽に行けるのでいいと思います。これ読んで次回から変えようかなぁなんて思いました。
 
サブスクリプションビジネスは今話題のビジネスモデルですが、成立させるには続けてもらうコンテンツが必要なのが課題です。
元々定額課金が当たり前な文化の電話料金やネット料金や、メニコンのように一度使うと視力が回復しない限り使い続けないといけないコンタクトレンズのような継続に愛称のよい商品持っている企業は強いですが、そうでない商品だと飽きられたり、競争の中で他者に奪われて継続されなかったりといった課題があります。
 
メニコンのような会社でも買いきりビジネスにしていたら、沢山あるレンズの中のひとつなので、我々ユーザーからはどこ使っても同じじゃない?と思うので結局は値段や販売店のおススメで決めていたと思います。
このシステムを他社に先駆けてユーザーの「ずぼらの解消」をしてくれたのは大きいと思います。なんとなく、定期的に買いに来て、きれいなレンズを受け取るし、目医者にも行くから安心、しかも月々は安いから払い易いとなると使いますよね。
歯医者とか人間ドックもやってくれたら定期健診もっと行くかもなんてあわせて思いました。
 
 今後、定額収入でビジネスを展開する企業が不景気にも強い企業として注目されると思いますが、では、その定額収入の商品やシステムが支持され続けるのかもよく見ておく必要があると感じました。