現役金融マンM氏の金融・投資本研究

投資に関する情報・書籍の感想を発信しています。投資に関する書籍は著者によってスタイルは様々です、私のブログがきっかけで本を読み、独自の投資スタイルを学ぶきっかけになればと思い始めました。

日々の投資手法研究25 5G

中国、5G協力呼びかけ きょう日本と経済対話 米の動きにらむ :日本経済新聞

5G競争「米が勝つ」 トランプ政権、民間投資で巻き返し :日本経済新聞

 

本日の日経新聞から5Gについてです

記事のポイント

中国、5G協力呼びかけ きょう日本と経済対話

①日中両政府は14日、北京市で閣僚による「日中ハイレベル経済対話」を開く。日本から河野太郎外相ら6閣僚が参加。

②中国側は次世代の通信規格「5G」の活用を巡り、日本側に協力を呼びかける。米中の貿易摩擦の出口はみえず日本をつなぎ留めたい考え。

③中国が得意とする5Gと、日本が強みを持つ自動車技術を組み合わせた自動運転技術の共同開発や、遠隔医療の技術協力などが議論される可能性がある。

④日本側は「安全保障上のリスクのある通信機器は採用しない」とする従来方針を説明し、知的財産権保護への取り組みを促す。

5G競争「米が勝つ」

①トランプ氏は通信設備工など労働者を周囲に招き、「5Gは300万人の新たな雇用を生むといわれている」とアピールした。

②デロイトトーマツグループの2018年8月の調査によると、5Gに欠かせない基地局数で中国の1万人当たり14.1基に対し、米国は4.7基と出遅れている。

③米通信業界は5Gに計2750億ドル(約30兆円)を投じる見込み。米連邦通信委員会FCC)は12日、地方の5G整備に補助金を支給するため204億ドルの基金を設置し、民間投資の呼び水とする方針を打ち出した。

感想

2つあると思います。

ひとつは中国とアメリカが日本をどちらも味方につけたい思惑。

もうひとつは5G投資がいよいよ米中の国策の本命に浮上してきたことです。

5Gになるとリアルタイムの遠隔操作が可能になったり、大量のデータを一度に送信できるようになって教育、工事現場、医療現場など仕事や生活にも大きな影響を及ぼします。

また、昔から「国策に売りなし」と言われるように国策に乗るのが株式投資の王道です。

四季報オンラインで5Gと検索するとまだ45件しかヒットしないし、銘柄もあまりぱっとしたところは多くないです。

日本人から見ると、日本の5G銘柄と米国の5G銘柄の小型株バブルが来るような気がするので両国の銘柄に注目だと思います。

ご参考銘柄

6754アンリツ

6981村田製作所

6875メガチップス

3040ソリトンシステムズ