現役金融マンM氏の金融・投資本研究

投資に関する情報・書籍の感想を発信しています。投資に関する書籍は著者によってスタイルは様々です、私のブログがきっかけで本を読み、独自の投資スタイルを学ぶきっかけになればと思い始めました。

日々の投資研究14

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO43149900Q9A330C1EA1000/

本日3/31の日経新聞2面、

東証1部「昇格」企業が減少 3月3割減:からです。

記事のポイントは

1.マザーズジャスダックから東証1部、2部への昇格企業が3月は13社と前年同月から3割減少

2.昨年12月も前年同月比45%減少

3.東証1部の市場再編議論が影響か

4.新しい東証1部時価総額基準は20億円から250億円に変更予定

感想

私はかねてから上場会社の数が多過ぎると思ってたので、今の議論は良い傾向だと思います。

四季報オンラインで東証1部を検索すると2151社あります。

うち、時価総額250億円未満が729社あります。

このままいくと1/3の会社が1部から降格になります。

しかし、この729社のうち今期の売上高が10%以上成長企業が140社、うち20%を超える会社が41社あります。この中からは1部に残ってゆく有望企業があると考えられます。

逆に売上の成長率が低い会社は1部からの降格が考えられます。

1部から外れるとTOPIX指数から外れるので、連動して運用されている投資信託ETF機械的に売却をかけてきます。

独自に成長できないとなると株価にはマイナス材料です。

 

米国でユニコーン企業というと10億ドル以上の時価総額の新興企業を指します。

東証1部で1000億円以上で検索すると708社に減ります。

国を代表するなら1兆円くらい欲しいところですが、134社に減ります。

東証1部は日本を代表する企業群なのでせめて1兆円、最低でも米国のユニコーン企業以上くらいは欲しいなと思いました。

また、基準変更されそうな会社で成長率の高い企業を狙うのも面白そうです。